よくある誤解
「アルツハイマー病」について
本当のアルツハイマー病は「ニコニコ明るい物忘れ」が特徴です。
よほど進行しない限り、暴言暴行・易怒性・昼夜逆転・徘徊・ひどい便尿失禁・介護への
抵抗等は あまりなく、 いわゆる「目が離せないということは少ないのです。
「脳梗塞」について
「片頭痛について」
・「片頭痛」はとても苦しいものです。又、1日か2日ですっかり
良くなります。ですから、周囲からは「大げさ・演技している・
精神的に逃げている」というように誤解されることが多いようです
「メニエル病」について
・ めまい」というと「メニエル病」と思われる方がいますが、メニエル病は
それほど多い疾患ではありません。メニエル病には必ず難聴が伴います。
「自律神経」について
・「自律神経」と「精神」は全く別のものですが、多くの方は
混同されているようです。「自律神経」は心臓を動かしたり、
呼吸させたり又、排尿便を司っていますし、全身の体温調節も
この自律神経の役割です。ですからとても大切な神経です。
確かに精神の影響を受けますが、(緊張するとドキドキする等)
「精神」とは根本的に別物です。
「更年期障害」について
・「更年期障害」とは女性ホルモンが急激に減少したために起こっている
症状を言います。ですから、女性ホルモンを投与することで軽快軽減
するわけです。ところが、この年頃に起きる頭痛、めまい、肩こり等も
更年期障害と思っている方が多いようです。
しかし、これらは本当の意味では更年期障害ではありません。